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金具がますます100円ショップで手に入りやすくなりましたね!
良質な金具が手軽に入手できるのはDIYerにとって嬉しいことです!!
これまではホームセンターの代用で100円ショップに行くこともありましたが、100円ショップに直行することも増えてきました!
100円の金具も種類が増えてきたので、自分の好みや用途に合ったものを選びやすくなりました!
今までは、金具を探している時に「おしい…」と思うことも多かったですが、おかげでそんな残念なことも少なくなりました。
そこで、セリアで見つけた3種類のミニステー(「アングル」や「L字金具」とも呼ばれることがある)を比較してみました!
基本仕様・サイズ・色・ビスによる違いをまとめましたので、購入前のご参考にどうぞ!
『黒』
ミニステーL1 4P (ネジ12本付き)
『黒』い色の金具です。塗装には適度に艶がありキレイな仕上がりです!
入り数:◆本体:4個 ◆ビス:12本
仕様:◆本体:鉄 (粉体塗装) ◆ネジ:鉄(黒染め)
サイズ:◆高さ:2.9cm ◆幅:1.5cm ◆奥行き:1cm
『古色』
ミニステー 4P 古色仕上げ
個人的にも好きな『古色』仕上げの金具です。
Arrange Interior(アレンジインテリア)シリーズの一つなので、他の金具も同系で合わせることが可能です!
縦横の長さが微妙に違うので、必要に応じて向きを変えられるのがうれしいですね!
入り数:◆本体:4個 ◆ビス:8本
仕様:◆本体:亜鉛合金 (銅メッキ) ◆ネジ:カーボンスチール
サイズ:◆高さ:1.9cm ◆幅:2.4cm ◆奥行き:1.2cm
『シルバー』
スチール金具 L字 S
『シルバー』色の金具です。
STEEL PARTS(スチールパーツ)シリーズの金具です。
色がシルバーなので、無機質な印象になりがちですが、角が丸いので柔らかい印象になっています!
ビスの穴が一つ当たり4つあるので、がっちり固定できます!
スチール製なので強度もありますが、その一方で軽めの設計になっているので使いやすいです!
入り数:◆本体:4個 ◆ビス:16本
仕様:◆スチール
サイズ:◆高さ:2.5cm ◆幅:2.5cm ◆奥行き:0.9cm
ビスの違い。
『シルバー』のビスは小さく食い込みやすいので取り付けやすさはかなり高いです。
『古色』のビスより『黒』のビスが細く見えますが、実際に木材に取り付けてみるとどちらのネジも使いやすいです。
セリアのDIY用品はビスも使いやすいので本当に助かります!
もちろん、ネジにも金属のバリなどもなく品質が良いです!
ネジの付けやすさ
黒:★★★
古色:★★★
シルバ:★★★★★
ネジ穴の数の違い
大きさだけでなく、ネジ穴の数が違います。『黒』は3個、『古色』は2個、『シルバー』は4個です。
『シルバー』はビスの穴が4つあるので、一つの金具だけで安定します。
『古色』は本体一つ当たり、ビスが2本だけという最低限の仕様なので、一つだけで止める場所や安定感に心配がある場所には向いていないかもしれません。
その反面、棚板など、4カ所に付けるならむしろビスの数が少ないので作業がはかどります!
『黒』はビスの穴が3つなので、縦と横のいずれかを短くしたい時などに便利です!
色による違い
ウォールナットに合うのは?
茶色の中でも色が濃いウォールナット系は和室でも洋室でも合うので人気がありますね!
そのウォールナットに『古色』はバッチリ合います!
部屋全体の雰囲気にもよりますが『黒』でも合います。茶色と黒の組み合わせは洋服だとNGなことが多いですが、部屋の場合は馴染むこともあります。
残念ながら『シルバー』は色が目立ちすぎてしまうので、見えないところに使いたいですね。
濃い茶色に合う金具
黒:★★★
古色:★★★★★
シルバ:★★
ナチュラル系に合うのはどれ?
ナチュラル系は白に近いので『シルバー』でもそれほど違和感なく仕上がります。
『黒』だと目立つように思えますが、部屋にはTVなど黒いものが多いので、全体的に見ると目立たなくなる傾向があります。
合わせやすい『古色』ですが、白系のナチュラルカラーには合わないことが多いです…。
黄色寄りのナチュラルカラーなら合わせることができるので、覚えておきたいですね。
本来は、ナチュラル系には白い金具を使いたいですね。
ナチュラルカラーに合う金具
黒:★★★
古色:★
シルバー:★★★★
サイズによる違い
それぞれ、型が違うので用途に合わせて選ぶことができます!
『シルバー』は縦と横の長さが均一ですが『黒』と『古色』は長さが違います。
どちらの角度でも使えるので、用途に合わせて選んでいくことができますね!
そうすることで、金具が出っ張ってしまったり、不安定にならないようにすることができます。
『シルバー』と『黒』は角が丸く加工されているので、安全面が心配な場所などは角の形状も考慮できますね。
ちなみに、金具系は都心よりも郊外の100円ショップに多く品ぞろえがある傾向があるようです。
まとめ
DIYに必須な金具ですが、100円ショップで選択肢が増えた分、賢く選びたいですね。
今回はミニステー(アングル・L字金具)を取り上げましたが、迷ったら毎回『同じもの』を選ぶのも一つの手ですね!
というのは、アングルなどの金具はDIYで不要になったり必要になったりを繰り返すことがあるので、同じものを用意しておくと何度も流用できるからです!
金具も100円ショップで手に入るようになったので、便利に使っていきたいですね!