目次
「還暦を迎えた母にやさしい収納とは…?」
昭和30年生まれのママボンが還暦を迎えて早数年。
久しぶりに会うと、少しずつできなくなっていることや、時間がかかることが増えてきているようです…
(本人は大丈夫と言っていますが…)。
また、体力だけでなく、考え方も変わるみたいです。
娘の私も少し心配です。
そこで、ママボンに聞いたり考えたりして、シニアにやさしい収納のポイントを4つ(失敗も含めて)まとめてみました!
4つのポイント
- 無駄だった「収納ラベル」
- 手が届きやすいところ/にくいところを知る!
- 来客用を分ける!
- ストックはまとめておく!
その前に今回考慮したのは…
・「捨てる」とは別の方法を見つけたい!
本人の愛着のあるものとか、勝手に捨てられませんよね。
かといって一緒に仕分けしようとすると、いくら時間があっても足りません…。
捨てるのは、本人のペースでやってもらいたいと思います。
・本人のこだわりがある!
けっこう細かいことも気にするんですよね。
「その場所の収納はこんな風にしようと思ってた」とよく言われます。
実際にの収納の状態だけでなくて、「どうするつもりだったのか、どうしたいのか」を聞いておくのも大切なようです。
こちらの考えを押し付けないようにしたいですね。
1.無駄だった「収納ラベル」
「収納ラベル」は意外と役に立たなかった!
分かりにくいならラベルを貼ればいい!と思い引き出しにラベルを貼ってみました。
本人も気に入っていた、というか内容を描いたのは本人です。
しかし…残念ながら失敗に終わりました…。
ラベルは見てくれない
お茶の引き出し4つにラベルを貼って、お茶の種類などの名前を書いておきましたが、結局、毎回引き出しを全部開けるという結果になりました…。
どうやら、目が見えにくくなっていることに加えて、ラベルの字と物が直感的に結びつかないようです。
ラベルも字ではなく、写真や絵だったらよいのかもしれませんね。
そもそも、ラベルを書かなければいけないということは、シニアにとって優しい収納ではないということかもしれません。
2.手が届きやすいところ/にくいところを知る!
「高いところや低いところはシニアは苦手なはず」と思っていました。
しかし、どうやら大切なのは高さだけではないようです!
奥行きが大事!
ママボン曰く
奥に置かなければ、わたしは高いところや低いところでも大丈夫よ!
だそうです。
もう少し詳しく聞いてみると、高いところも低いところも奥がツラいんだそうです。
ちょっと意外でした。
確かに手前においてあれば「それ取って」の一言で他人でも取ってあげられますね。
「シニアにやさしい収納を! の巻その二」に続きます。