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キッチン周りの収納場所は貴重ですが、中でも冷蔵庫の上のスペースは広いので魅力ですね! 横にもスペースが生まれることがあります。
でも、意外と注意しなければならないこともあるようです。
白物家電に詳しい電気屋さんに注意点を聞いてみました。
1.放熱が必要!
まず、冷蔵庫は横や上から熱を逃がしているので、物を置く時は”放熱“を妨げないように注意が必要ですね。
放熱…ですか。
当前のことですが、冷蔵庫は中を冷やしているので、反対に外に熱を逃がさないといけません。”放熱する場所には物を置かないように”と多くの冷蔵庫のマニュアルには注意が書かれていますね。
冷蔵庫の放熱って、どんな風になっているんですか?
メーカーや機種にもよりますが、今流通しているものですと冷蔵庫の放熱方法はこのようになっていることが多いです。
へー、種類によって違うんですね。
はい、メーカによって放熱場所を減らす努力がされているようですね。
以前は①のように横と後ろについているものが多く見受けられました。
今の製品は②のように横だけで放熱しているものが多くなっています。
そして、最近の製品では③のように上部が耐熱構造になっているものがあります。耐熱トップテーブルなどと呼ばれ、上に直接物を置いても大丈夫だということをことを売りにしている商品が販売されています。
なるほど、今、わがが家で使っているものは②のタイプ(2012年製)ですが、マニュアルには「横5mm以上、上部5cm以上のスペースを開けるように」と注意書きがありました。
いずれにしても冷蔵庫周辺、特に上に収納を考える時には放熱のことを気にした方がよさそうです。
2.高さに気をつける!
あと、これは電気の分野ではないんですが、背の高い冷蔵庫の上に物を置くと、地震の時などに危ないのでお気をつけください。
まぁ、でもうちの冷蔵庫はそんなに容量が大きくないので大丈夫だと思うんですが…?
冷蔵庫は300ℓを超えたあたりから高さはあまり変わらず、横に大きくなっていく傾向があります。ですから、意外と容量小さいと思っていても高さは大容量のものと変わらないということもあるんです。
およそこれくらいのサイズ比になっています。
容量が200ℓを超えるあたりから女性の身長よりも高くなりますのでご注意ください。
よく分かりました!
冷蔵庫の周りに収納する時は
1.放熱が必要!
2.高さに気をつける!
ということですね!
ありがとうございました!
冷蔵庫周りの収納は便利なだけに、注意して有効活用したいと思います。
これらを踏まえて冷蔵庫上の収納をこちらで考えました。
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冷蔵庫の上の収納 ― 実際に考える の巻 に続く…
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