新築の時に考えるべき未来の収納!!建ててから後悔しないためのポイント5つ!!


家全体の○○%が収納であるとよい、という見方もあるようですが、当然、量以外の要素も関係してきます。

ちょっとした工夫で将来の収納スペースの出費を抑えられたらいいですよね?

そこで、新築や大規模なリフォームをした後で後悔しがちなポイントをまとめてみました!

1.水道・ガス周りの収納

“変えたくても変えられない”水道の位置!

水回りの位置は、後から位置を変更することが難しい場所の一つです。

水回りの配管は高低差の関係もあるので、いくらお金をかけても移動できない場合があります。

私もリフォームでキッチンの位置を変更したことがありますが、施工前にリフォーム業者の方から「移動できるかどうかは配管を見てみないと分からない」と言われて困ったことがあります。

それで、将来収納で困らないためには、スペースに加えて、動線をしっかりと確保しておきましょう。

風呂場洗面所洗濯機置き場、シャワーの位置などの動線がしっかりとしていれば、後から需要に合った収納を追加することができますね。

というのも、水回りは細々したものが多いので、後から収納スペースを追加しやすい場所でもあります。

最近の洗濯機は大きい?!

また、洗濯機は後から交換することが多くあります(およそ10年前後)。

今、売れ筋のドラム式の洗濯機の幅は600mmくらいですが、一昔前の機種と比べると10cmほど幅が広くなっています。そういったことも考慮して洗濯機置き場のスペースをとっておきたいですね。

・収納を追加しても動線が確保できるか?

・洗濯機置き場のスペースは将来的にも十分か?

2.電気周り

“オーディオを置きたいのにコンセントがない!!”

収納の位置を変えていてよく困るのが、「ステレオをこの場所に置きたい…でもコンセントがない…」とか

「電話を置きたい場所に電話のジャックがない…」ということです。

その結果、収納したい場所に配置できない…ということになってしまいますね…。

確かに、コンセントなど電気周りの設備は電気工事で増設はできますが、かなりの費用が必要になる場合があります。

それで、オーディオ、テレビ、電話、最近では通信機器などを使う可能性がある場所にはあらかじめ専用のコンセントやジャックをつけておくこともできますね。

建設後より、建設中なら壁がジャマにならないので、電気の配線がしやすく費用が安くなる傾向があります。

それで、家全体の収納が落ち着いたらいいですね。

ここでも後から生まれる需要をあらかじめ考えておくとよさそうです!

  • クローゼットの中(充電式掃除機など)
  • 電子レンジ、オーブン、キッチン周り (場所を移動したくなる場合があります)
  • 通信機器(インターネット周辺機器を置くスペースが増えています)

3.壁や柱が収納を邪魔していないか?

当たり前のように思えますが、壁は追加できても撤去することはできない場合があります。

外壁はもちろん、内壁も耐震などの関係で重要な位置にあるものは動かすことができません。柱も同じです。

これが収納を変更したくてもできない最大の難点となります。

収納を考えるときには未来の需要も考えたいですね。

新築時に収納を作らなくても、後から追加できるスペースがあると大変便利です!

  • 収納にしたい場所に十分なスペースがあるか?
  • 収納への動線をふさぐ壁や柱がないか?
  • 将来の需要のための収納スペースも確保できているか?

特に、台所まわりや子供部屋など、将来需要が増えそうな場所にはあらかじめ十分な収納を用意しておきたいですね。

ちなみに、玄関近くの収納はさまざまな用途に使えるので、大きすぎて困ることはないようです。

 

4.大きなものの位置

先に挙げた洗濯機もそうですが、冷蔵庫やテレビなども10年ほどで買い替える場合があるので、対応できるような収納スペースを用意しておきたいですね。冷蔵庫は幅が狭いものなら600mm程度ですが、広いものだと800mmほどのスペースが必要です。

以前、拝見したお宅では、新しく購入した冷蔵庫が入らず、リビングの隅に冷蔵庫が置いてあるという不思議な状況でした…。明らかに使いづらそうでしたね…。

そういうことにならないように、大きなものは将来の需要も見越した収納サイズを確保しておきたいですね。

  • 電子レンジ・オーブン・テレビなどは買い替え時に大きくなる傾向がある。

5.大きい家具

“クローゼットは後からでも作れる!”

家具が邪魔をして家全体が片付かない…というお宅をよく見かけます。

そんな時には、クローゼットを後からリフォームで作ることも良い選択肢ですよね。

もちろん、新築時には予算の関係などでクローゼットを作れなかったり、需要が変わることもあるので、後でクローゼットを設置できるスペースだけでも用意しておくことができますね。

基本的に壁に面して付けていくので、窓やドアの位置を考えるときに工夫しておけます。

■まとめ

収納は生活が変化すると需要も変わってくるので、柔軟性があるとあとから困らずに済みますよね。

後から変更できるもの、変更できないものを知っておくと需要が変わった時に後悔しないで済むのではないでしょうか。

新築をする時は決めることが多くてストレスになることもありますけど、後で変更ができるものは後回しにして、楽しく決めていけたらいいですね!!

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