この記事は:「“家具”よりも”リフォーム”を選んでどうでしたか?」の巻 その一 の続きです。
引き続き ママボンに壁一面収納のリフォームの秘訣について聞いていきます。
壁収納の枠だけを業者に頼んで中身は自分でやるとはどういうことか、具体的に教えてください。
こういうことよ。
え?金具とか板って自分で付けられるんですか?
簡単よ。
金具はネットで買えるし、木はサイズが分かればホームセンターで切って届けてくれるし。
棚の高さを変えたかったから金具は「スガツネ(LAMP)のアルミ製棚柱 AP-DM型」っていうのを使ったわ。
それに合った軸受けは4個で100円くらいだからいつでも棚を増やせるのよ。
実際に金具をネジで柱に付ける作業は大変だからヒィ助にやってもらったけどね。
私のように全くイメージできない方のために補足ですが、要するに
壁に①金具(棚柱)を取り付けて
①金具(軸受け)を取り付けて
②板をのせる
これらの作業を自分たちでやることによって、業者さんの作業を減らして費用を節約したということです。
それで60万円くらいで家じゅうの壁収納が実現できたんですね。
そういうことね。全部で板は40枚近くあったから相当節約できたんじゃないかしら。
いろいろ覚えたから、金具は他の場所でも役に立ってるわよ。
そう言われれば、家の色々なところでこの金具を見たことがありますねぇ。
ところで、実際にリフォームを終えて使い勝手とか住み心地とかはいかがですか?
いいと思うわ。
お客さんが家に来るときは、普段使ってるものを中にしまえば見えないし、テレビも隠しておけるから生活感は出ないわね。
ちょっと笑っちゃうけど、家に遊びに来る人は「カフェみたい」と言ってくれるわ。
もし家具を買ってたら、こうはならなかったわね。
そうですか、では、これから収納のリフォームを考えている人にアドバイスはありますか?
何を入れるのかを先に具体的に決めておくといいと思うわ。
長さを計っておいてピッタリの大きさの収納にすれば無駄もなくなるわね。
そして、細かいところは業者さん任せにしないで自分たちで考えることが一番大事!
例えば今回はテレビも収納の中に入れたかったから、電源とかアンテナの線を収納の中に通すようにお願いしたわ。そんなこと業者さんは言わなきゃ分からないものね。
なるほど、完成した後のこともしっかりイメージしておくことが大事なようです。
では、最後に、どうして私はあなたの娘なのにリフォームどころか片付けも苦手なんでしょうか?
そんなの知らないわよ…! あんたも頑張んなさい!
は…はい…。